Health Check

Month: 9月 2016

朝は、できるだけ寝ていたいので朝食は食べない

現代人は、やらなければいけないことが多く、やりたいことをやっている人は、ほんの一握りです。そうしたストレスは、どこにまず影響がでてくるのでしょうか?それは、日本人特有とも言うべき「胃」の症状に表れます。

会社や学校、家庭どこにいても我慢を強いられることが多く心の中はいつも「こんなはずではなかった」という強い思いです。

胃がきりきりしたり、もたれたり、食欲が減退してもそれほど気にしない人が多いのも日本人特有です。その場しのぎの胃薬で症状を押さえ込んでしまうと胃が発している大切なシグナルを見過ごしてしまいます。
胃からのメッセージにも耳を傾けてみましょう。

胃の健康チェック

  1. 食事のときにはいつも一番に食べ終えてしまう
  2. 寝起きすぐにたばこを吸う
  3. 朝食を食べないことが多い
  4. のどが乾くと炭酸飲料が定番
  5. いらいらしやすい
  6. 就寝時間はいつも異なる
  7. 布団に入って30分以上は寝付けない
  8. 食事中はテレビがついている
  9. つまみなしでお酒を飲む
  • 1~5に多くあてはまる
    胃酸過多傾向
  • 6~8に多あてはまる
    消化不良傾向
  • 両方にあてはまる
    胃弱傾向

暴飲暴食、ストレスが胃を傷みつける、現代社会はストレスが多い

胃の働きと構造、その役割

胃は消化器官の主要部分で、口である程度かみ砕かれた食物が、食道を通り最初に入る器官です。強い酸性の胃酸と3層の筋肉(外側から縦走筋、輪状筋、斜行筋)からなる胃袋が、波を打つようにうごめく蠕動運動によって消化し、腸へ送りだしていきます。

蠕動運動は、食物が入ってくると1分間に3~5回、2~20秒ぐらいの長さで激しい収縮を繰り返します。口で砕かれた食物をさらかくはんに境拝したり消化した食物を腸へ押しだしたりする役目をしています。

併せて消化には胃液の分泌が欠かせません。胃液に含まれる胃酸が食物を溶かしてさらにバラバラに細かくしていきます。

胃はレントゲンや胃カメラでのぞくといかに「柔軟な器官」かが分かります。大食漢の男性に山盛りのご馳走を平らげてもらうと、食前と食後で胃が柔軟に大きさを変化させていることに驚かされます。では、胃はどのくらいまでの食物を蓄えられるのでしょうか。

平均で日本人の成人男性ならごはん7杯分(1407.5ml)、女性で6杯分(1275ml) で入るといわれています。それを3~5時間かけて消化しては腸へと送りだしていく作業を繰り返し行なってくれているわけです。人生70年として、1日3食プラス間食も含めると、食事の回数は実に10万回以上にもなるわけですから、胃の働きには頭が下がるばかりです。

胃の言い分

大量に食物が入ってくれば、それに応じた大きさになって必死に消化に励んでくれる柔軟な胃は、私たちにいろいろなことを教えてくれます。胃が痛いとか重いとかムカムカするといった感覚を伝えることで、状況を報告しているのです。

例えば、ストレスが原因の場合、自律神経が全身に緊張を伝えるため血液が脳の一点に集中してしまいます。すると消化器官にあるべき血液が減少して、胃の消化能力を低下させてしまい、痛みやむかつきなどの症状で私たちに敢えているわけです。

症状が出ると、私たちは胃薬を買いに走り、その症状を媛和させるだけで、なぜそうなったかという原因を考えようとしません。。胃薬の売上データを見ると、12月、1月が年間のピークを示しています。年末年始は「ストレス」プラス「おさそい」が多い時期、胃にとって最もハードな時期といえるわけです。

私たちは胃からの訴えをなおざりにせず、生活や暴飲暴食を控えるなど、原因を改善しながら胃から「クレーム」が出ないようにしてあげようではありませんか。

胃は簡単に穴があいたり出血する

このように丈夫な胃ですが、実はデリケートな側面もあるのです。

例えば、こんなことが1回あるだけで、出血してしまうこともあります。

3人のスカイダイビング初心者に高度4000メートルからの自由落下を体験してもらい、スカイダイビング前後の胃の状態を胃カメラで撮影するという実験を行ないました。

3人とも落下前には胃は健康そのものでしたが、落下後の様子を見てみると、3人のうち2人の胃に出血の痕が。はじめからスカイダイビングに積極的だった人には出血は見られず、あまり乗り気ではなかった人に、かなりの出血がありました。

また、半日間何も食べない空腹状態でアルコールを飲むと胃はどうなるか、という実験でも、やはり胃に出血が見られたのです。

出血の原因は胃液の胃酸。正常な状態であれば、胃壁はわずか0.5ミリの粘膜に守られているので、出血することはないのですが、胃の機能が低下し、粘膜の層が薄くなると自らの胃酸の攻撃をもろに浴びてしまうのです。

もちろん、暴飲暴食や生活の不摂生も胃を痛め付ける原因になります。胃痛がしたら、このような胃の中の戦いを思い浮かべて、自ら防衛してあげなくてはなりません。

症状を見極めて正しくケア、胃を守る4つの成分

「胃酸過多」「消化不良」の2つ

胃の健康チェックから該当する症状は大きく2つの症状に分かれます。
まず1つは「胃酸過多」によるものです。胃酸は食物を消化するための強烈な酸性物質です。それがストレスや喫煙、早食いなどが原因で多量に分泌され、胃の粘膜を傷めてしまうことから胃の変調をきたすものです。

もう1つは、暴飲暴食など胃に過酷な消化をさせていることから機能低下に陥る「消化不良」によるものです。

そして、消化不良でありながら胃酸過多という状態の人もいます。消化できないものを必死に消化しようとして胃酸がたくさん分泌されることから起きる状態で、放っておくと胃炎、潰瘍を引き起こす危険性があります。これらの症状を起こさず、胃に快適な生活をおくるには

  1. 十分な睡眠
  2. 夜更かしをしない
  3. たばこ、コーヒーお酒などの刺激物を摂りすぎない
  4. ストレスをためない

などが共通して挙げられる対処法ですが、なかなか難しいことです。日常で手軽にできる食事ケアが次のとおりです。

胃酸過多の人

お酒の飲み過ぎや夜更かしなど生活の不摂生が原因で、胃酸過多の傾向にあります。傷んだ胃の粘膜を修復させることと、胃酸の分泌を抑制させることが必要です。

お酒の飲み過ぎ

飲み過ぎは胃の粘膜を刺激して、胃酸過多の原因にもなっています。まずは胃の粘膜を修復し、胃を守ってくれる「クエン酸」とともにお酒を飲むことをおすすめします。

クエン酸を最もバランスよく含んでいるのが梅干しです。柑橘類にも含まれていますが梅干しの方が絶大。梅干しの焼酎お湯割りは胃にやさしい飲み方といえるでしょう。おつまみなら梅のたたきもいいですね。
クエン酸をたっぷり含む梅肉エキスの効能、効果はこちら。

夜更かしが多いとき

残業の深夜帰宅や徹夜マージャン、深夜におよぶ受験勉強など不摂生な日々が多い人は胃酸過多になりがちです。そんな人には「メチルメチオニン」。これはタンパク質を構成する必須アミノ酸のひとつで、胃酸の分泌を抑えて粘膜の新陳代謝を活発にしてくれます。アスパラガス、キャベツ、レタス、セロリ、青海苔に多く含まれているので、アスパラを鶏肉、レタスと妙めて中華うま煮にして食べると一層効果が上がります。

消化不良の人

暴飲暴食や深夜の夜食など、不規則な食生活が胃を疲弊させてしまっています。そんな弱った胃の消化能力を助けてあげてるようにします。

夜食が日常化している

通販などの夜更かしを誘うアイテムは増える一方です。起きている時間が長くなれば、つい夜食をとってしまいがちです。胃にとっては寝る前に食べない方がいいに決まっていますが、食べるときには「アミラーゼ」を含んだ食べ物を添えましょう。でんぷん、グリコーゲンを加水分解する酵素のことで、消化促進作用に優れている物質です。山芋、大根、かぶに多く含まれるので、そばを食べるなら、とろろやおろしを添えて食べると胃にもたれません。

食べ過ぎによる消化不良なら

「リパーゼ」を含んだ食べ物が力になってくれます。脂肪を脂肪酸とグリセールに加水分解する反応を触媒する酵素で、特に肉類の消化に効き目があります。納豆、とうもろこし、落花生などに多く含まれています。ステーキにコーンが添えてあるのは理にかなった付け合わせといえます。和食なら豆腐料理を1品添えましょう。

消化不良で胃酸過多の人

暴飲暴食で消化不良を起こしているのに、不摂生やストレスで胃酸過多のダブルパンチを与えているようです。消化にやさしくて胃酸の分泌も抑えてくれるとっておきメニューです。

それは昔から邪気払いとして1月7日に食べてきた七草粥。七草に含まれるビタミン、ジアスターゼが消化不良と胃酸過多の両方を癒してくれるのです。
年末年始は体を動かさずに暴飲暴食しがち。しかも宴会で探夜まで起きているなど胃に過酷な時期でもありますっそんな胃に配慮してか、七草粥は単なる風習ではなく、先人たちの知恵のかたまりだったのです。

弱った胃と上手につきあう日常のケアと胃薬の選び方

カラダに出てくるサインをしっかり見極め胃痛になる前に優しく労る

胃の内部は、神経がまばらにしかないので、皮膚ほどに痛みや刺激を感じにくい構造です。ですから少々のことでは痛みは感じることができず、胃の変調が進んでしまう恐れがあるのです。胃の不健康な状態は左に示したように、体の各所に現われますので日頃からチェックし、胃からのサインを見逃さないようにするのが大切です。

  • 舌の色が黄色い
    胃が熱を持っている刺激物の摂りすぎで胃酸過多の恐れがある
  • 舌の色が白い
    冷たいものの摂りすぎで消化不良を起こしている
  • 唇の荒れや乾燥
    胃が熟を持ち、水分が不足している
  • 口の周囲のできもの
    糖分の取り過ぎで胃の粘膜が荒れている
  • 口角のただれ
    夜遅くの飲食や間食で胃が荒れている
  • 左手の親指と人差し指のつけ根を押すと痛い
    胃に何らかのトラブルを抱えている
  • 左足の裏、親指のつけ根を押すと痛みがある
    胃が弱っている

日頃から胃弱を感じる人は生活の中で健康法を見つける

  • 床に座らず、なるべく椅子に座り背筋を伸ばして食べる
  • 焦って詰め込まずにゆっくりしっかり噛んで食べ満腹にしない
  • 極端に熱い物、冷たい物は食べない。極端な温度変化は、胃の働きを悪くし、蠕動運動のリズムも乱れる
  • 食べてすぐに寝転がると逆流性食道炎の危険性がある。
  • 胃を丈夫にするためには、大腿の筋肉を鍛える。東洋医学では内側広筋は内蔵の気の通り道と考える。屈伸運動や椅子に座って足を交互に伸ばすなども良い。

胃酸過多、消化不良、症状別の胃薬の選び方

ひとくちに胃薬といってもその数と種類は様々です。どれを選んでいいのか戸惑ってしまいますが、大きく分けて「制酸薬」と「消化薬」の2つに分かれます。

制酸薬は胃酸の出すぎを抑える働きを持ち、まず胸やけやげっぷの多い胃酸過多症の人向けです。食前・食間に服用します。胃がチタテクしたり胃痛・胃けいれんを伴うなら鎮痙鎮痛剤配合のものを選びます。

胃もたれの人は消化薬を。消化不良を解消するために、ジアスターゼ、ビオタミラーゼ、リパーゼなどの消化酵素が配合され、食後に服用します。食欲不振は胃酸から分泌される消化酵素や塩酸の量が減っているため。胃液を出させる薬を選びます。

このほか胃酸が出すぎか消化機能が弱っているかはっきりしないときは、制酸、消化促まかな進、鎮痙鎮痛がすべて賄える総合胃腸薬もあります。

胃酸過多はH2ブロッカー

「制酸薬」のほとんどは胃酸過多に対して、分泌された胃酸を中和させることで抑制しています。しかし最近続々と発売されている新しい胃薬に「H2ブロッカー」があります。これは胃酸の分泌そのものを抑えてしまう、根治療的な方法で作用するのが画期的といえます。
通常の胃酸は、ヒスタミンなどが胃粘膜の壁細胞にあるH2受容体と結合して分泌しますが、「H2ブロッカー」はその結合を妨げることで分泌を防ぎます。ですからほかの制酸薬が食事ごとなのに対し、これは1回10時間程度の効果が得られます。

ただし、もともと医師の処方箋がないと手に入らない薬だったので、使用上の注意をきちんと守ることが重要です。

胃薬関連リンク

近頃、めっきり脂っこいものが欲しくなくなった

いつも帰りは遅く、電車の中では今にも寝てしまいそうなビジネスパーソンもたくさんいます。普段の生活の中で「食べ過ぎ、飲み過ぎ」を自覚している人も多いでしょう。
ストレスから飲酒、食べ過ぎ、飲み過ぎ、肥満、ダイエットと現代人の抱える悩みの多くが肝臓の病気と結びつきます。

これまでの常識では、肝臓の病気というのは、大酒のみや、肥満体の人だけでしたが、痩せている人、スレンダーな人にも肝臓の病気は容赦なく襲います。10代の若い人からお父さんまでしっかり肝臓チェックをしてみましょう。

肝臓チェック

  • 脂っこいものが食べたくなくなった
  • 疲れやすくだるい
  • おならが頻繁に出るようになった
  • 最近、物忘れが激しい
  • 手の震えが目立つ
  • 手のひらが赤い
  • ちょっとした傷でも血が止まりにくい
  • 1週間で3日以上朝食を食べない
  • お酒は欠かさない
  • スポーツはやるより観戦

アルコールを飲まなくても油断は禁物、若い女性にも増えている「隠れ脂肪肝」が急増中

重要な役割を担っている肝臓

肝臓は身体のどこに位置しているでしょう。正確な位置はなかなか答えられないかもしれません。

肝臓の位置は、右側の肋骨の一番下の端あたり。大きさは内臓の中で一番大きくて、男性で約1400グラム女性で約1200グラムほどあります。その機能は、一大化学プラントと呼ぶにふさわしい能力、性能を持っています。

  • 処理加工の働き
    食べたものは胃や腸で消化・吸収され、肝臓へとやってきます。そこでタンパク質・糖質・脂肪などの栄養素を身体の役に立つような形に作り替えて送りだします。
  • 貯蔵の役目
    作りだした栄養素の余りを脂肪の形で蓄え、エネルギーが不足したときに利用できる状態にしておきます。
  • 解毒作用
    身体によくない物質を害のない形に変えて、胆汁や尿にして排泄します。

このように「1人3役をこなす臓器で、お酒や薬の分解なども肝臓の仕事のひとつです。

脂っこいものがほしくなくなった

肝臓は、痛みや症状がほとんど出ないため「沈黙の臓器」といわれています。それゆえに知らないうちに病状が進み、取り返しのつかない状態に陥りはじめて解ることもあります。

だるい、脂っこいものが食べられない、身体のかゆみ、などの静かな異変に早い段階から気づかなくてはなりません。

肝臓病の原因は、大きく分けて3つあります。1つめはウィルスによるウィルス(A ・B・C型など)肝炎。いまだ未知な部分が多く、肝臓病の中でも最も厄介なものとなっています。
2つめはアルコールで、飲み過ぎや不摂生な生活から脂肪肝を招きます。
3つめは薬剤です。

これらの原因を放っておくと、体中が黄色に変色してくる黄疸、体に赤い斑点ができるクモ状血管腫、男性なのに乳房が大きくなる女性様乳房、お腹が異常に膨らむ腹水といった症状が出てきます。そうなると急性肝炎、肝硬変を疑ってみる必要があります。

お酒飲みだけなく若い女性にも増えている脂肪肝

寡黙で打たれ強い肝臓も、ダメージを受け続ければ慢性肝炎や肝硬変、そして肝臓ガンなど、どれも厄介な病気に発展してしまいます。
そして今、増加傾向にあり、注意すべきなのが脂肪肝です。多くは過食、カロリーの過剰摂取により肝臓に脂肪が溜まる障害で、脂肪で肥大したガチョウの肝臓「フォアグラ」″のような状態になると思えば分かりやすいでしょうか?まず体がだるい、食欲がない、やる気が起こらないなどの初期症状から始まるのが特徴です。

脂肪肝についてはこちら。

脂肪肝というと、お酒好きがなるアルコール性脂肪肝を思い浮かべますが、実はお酒も飲まない、しかも太っていない若い女性の間で「隠れ脂肪肝」が増えているのです。3000人の健康診断データでは脂肪肝が5人に1人、脂肪肝予備軍になると2人に1人ともいわれています。最近の脂肪肝の原因は次のとおりです。

  1. 果物の糖分は脂肪に変わりやすい。
  2. ビタミン剤やドリンク剤は飲みやすくするため沢山の糖分を含む。
  3. ダイエットは、飢餓状態になるとエネルギーやタンパクの不足から体中の脂肪が肝厳に送り込まれ、エネルギーを作ろうとする。しかし肝臓も栄養不良でエネルギーに変える力を失い集まった脂肪だけが残り脂肪肝となる。

無理なダイエットが、過食と同じ状態を肝臓に及ぼすことは案外知られていません。

脂肪肝が進むと、肝臓で処理しきれなかった脂肪の燃えかすが血液に流れだし、血栓ができやすくなり動脈硬化を引き起こします。
脂肪肝は肝障害もさることながら、合併症がもっと怖いのです。動脈硬化による心筋梗塞、糖尿病など死に至る病を起こす確率は、正常の人の2倍近くに達しています。

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肝臓は最も再生力の強い臓器

力強い肝臓

打たれ強く、KO寸前まで頑張ってしまう肝臓は、タフな臓器らしく底力も抜群です。人問の臓器の中で最も強い再生力を持っているのです。半分に切除しても、残りが健康な状態ならば1ヶ月程度で元通りに戻ってしまうのです。

そんな肝臓の驚異的なパワーを引き出すためにも、肝臓チェックの判定に従って、健全な肝臓を守り、さらに鍛えていきましょう。
肝臓によい食べ物は、高タンパク質、高エネルギーのものが基本です。しかし良いからといって、食べ過ぎは肥満のもとですから、量はほどほどにしなければいけません。

漠方では、「類は類をもって補う」という言葉があります。悪いところは、その部分を使って治しなさい、という意です。つまり肝臓ならレバーで補え、となります。

レバーはタンパク質を豊富に含み、さらに各種ミネラルやビタミンB群を効果的に摂ることができるので、理想的な強肝食といえます。カロリーも少なくダイエット食としても適していますが、コレステロール値が高いので、やはり摂り過ぎには注意をしましょう。

肝臓チェックで6個以上あてはまる人

肝臓が喜ぶ成分を意識して摂る

無理がきく肝臓ですが、現在、かなりダメージを受けているようです。1度、専門医の検診を受けたほうがいいでしょう。自覚症状の少ない肝臓の異常を見逃すと、命に関わる病気の引き金になりかねません。
また、日常生活で肝臓を守ることも必要です。苦手な人も多いレバー以外で誰でも食べられそうな肝臓を強化してくれる3つの成分があります。

肝臓を強化してくれる成分その1「ゴマリグナン」

ゴマに含まれる抗酸化物質が肝機能を向上させてくれます。毎食小さじ1杯(5g)摂るだけで効果があります。
ゴマリグナンの効能、効果はこちら。

肝臓を強化してくれる成分その2「良質たんぱく質」

「良質」とは、人間の体に欠かせない必須アミノ酸を多く含んでいるものです。脂身の少ない肉や魚、乳製品などに含まれていて、これら動物性タンパク質を植物性タンパク質と併せて摂ると、効率よく体に吸収されます。毎日の食事に豆腐(半丁)か納豆(1パック)を追加するのがいいでしょう。

肝臓を強化してくれる成分その3「アントシアニン」

抗酸化物質ポリフェノールの一種で、ゴマリグナンと同じ働き。ブルーベリーやあずき、サツマイモの種類のアヤムラサキの紫色の色素に含まれます。最近では、疲れ目に効くという「アサイーベリー」が注目されています。アサイーベリーにはブルーベリーの5倍もアントシアニンが含まれます。肝臓にもいい効果があります。アサイベリーの効能、効果はこちら
肝障害のラットの実験では、血液中の異常物質が約3分の1まで抑えられることが実証されています。

肝臓チェックで2~3個あてはまる人

肝機能低下の兆候があります。念のため専門医で検診を受けて、正確な状態を把握しておきましょう。

日常生活では、肝臓の日々の疲れを癒してあげましょう。肝臓の血流量を増やすと肝機能が蘇ります。肝臓には1分間に1リットルもの血液が流れています。しかし日常でストレスを感じると体内の血流量が減少してしまいます。すると酸素供給が不足して肝機能全体が低下してしまうのです。そこで血流量を増やす方法2つ実行しましょう。

1.半身浴

お湯の量はみぞおちのやや下、39度前後のぬるめの浴槽にゆっくり入ります。入浴時問は少し汗ばむ程度まで。全身浴に比べ、心臓に負担が少ないので、全身の血流量も上がり、肝臓の血流もアップします。
半身浴についてはこちら

2.カニ歩き

体を横にするだけで肝臓の血流量は30%もアップします。腰回りの脂肪も落ちるうえ、筋肉強化にもなるとともに、肝臓内の余分な脂肪も減ります。

肝臓チェックで1個~2個の人

今のところ問題はなさそうですが、アルコールの飲み過ぎや不摂生な生活を控えて、肝機能を正常に保つように心掛けましょう。果糖や栄養ドリンクの摂り過ぎも、脂肪肝の要因になります。女性は無理なダイエットも脂肪肝になることを忘れずに。隠れ脂肪肝予備軍は2人に1人です。注意しましょう。

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